【介助】寝たきりご利用様の寝袋利用の移送方法

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K29

介護タクシー

ハッピーハート習志野の中村です。

 

いつもお読みくださいましてありがとうございます。

先回に続き、寝たきりストレッチャー使用の移送方法を説明したいとお思います。

我々介護タクシーは救急搬送車と違い、常に3人体制で運行作業ができるわけではありません。

ましてやご利用様のご負担をできる限り少なくするよう、常の訓練と対応方法を持ち合わせる必要があります。

 

先回は「ベットからストレッチャーへの移乗」でしたが、

今回は「完全寝たきり患者様の移乗と移送方法」しかも玄関先は8段の階差あり、です。

さあ、どうするでしょうか?

このような状況を経験している中村の場合を説明させていただきます。

《用意する物》

事前介助員数最低2人+ご家族があれば出来るお手伝い員数。

野外キャンプ用寝袋、この寝袋の表側、頭、腰、脚の三箇所に幅広の帯状帯を縫い付けた肩掛けを用意する。つまり、頭側と腰側がワンセットの介助者一人分、向かい側一人分、ご家族にお手伝いしてもらう軽い脚側分の3ヶ所。想像してください。

1、先回のベット移乗ではタンカー式のバスタオルを使用しましたが、この度は完全寝たきりと階段移乗のため直接ストレッチャーへの移乗ではなく、タオル方式から寝袋利用となります。タオル敷と同じように寝袋を患者様の背中に敷く(敷き方はタオル方式と同じ)。その後は階段下に待機させているストレッチャーまで2人体制の2人で頭側、腰側と担当し、軽い方の脚側をご家族にお手伝いをお願いする。階段を降りる際の絶対注意点は、すべての介助は患者様の頭を上に向いた状態で降ろすこと常識です。そして用意されているストレッチャーへセットする。

いかがでしたか?これはすごく難しい方の介助方法です。古い団地のエレベーターなしや戸建でも玄関先に数段階段があるご自宅があります。階段でも5段くらいまでならロングスロープ対応が可能ですが、それ以上になると団地も同じくストレッチャーでは狭くて回転出来ない場合があるため、寝袋対応は私が考えた独自方法です。準備されておくと「用意あれば憂いなし」ではないでしょうか。

ちなみに、このような介助ではどれでけの費用が発生するでしょうか?メータ料金+3,000円×2人分、往復であれば×2回分ということになります。これは中村の場合であり、FC参加他社の場合はおよそ倍料金のようです。患者様は一度きりのご利用ではありません。こちらの方を含め最低でも月一あるいは月2~3のご利用です。大変なご負担になります。長く仕事を続けるためには、あくまでもご利用者様があっての業務存続です。ご利用者様はリピータです。出来る負担軽減を前提とした経営方針でなければならないと私は考え、指導しています。

今日は、キャンプ用寝袋を改良した「屈折するタンカー」のお話でした。

同業他社様の参考になれば幸いです。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーさん、立山です。明後日の午後は

空いている時間がないかしら?

 

 

私:ご主人、どうなさいました。退院ですか?

 

 

そうなんです。一時帰宅の許可がでたんですよ。

 

 

私:午後2時以降なら大丈夫ですが、二時半病院で

 

いかがですか?

 

 

 

それでいいわ、ストレッチャーで病室までお願いできる

かしら?

 

 

~~~~

 

立山様のご主人は昨年の春先まで月に2回ベースで

通院していましたが、その後のご様子が良くならず

入院生活をし、今年に入ってから、ほぼ昏睡状態になり、

奥様の声で手を動かす程度になってしまったと聞いておりました。

 

 

 

 

 

自宅玄関まで8段ある階段をストレッチャーでということは、 ? もちろん一人では出来ない。

私は寝袋タンカーと滑り板も用意して2人体制で向かった。

病室ベットからの移乗は階段介助で必要かもしれないので

寝袋を開いて包み込んだ。そしてストレッチャーへ看護師の手伝い

もあり楽に移乗した。

 

 

 

 

 

問題は玄関階段だ。 ? 案の定、狭いレンガ階段をストレッチャーでは無理だと判断し、 ? 準備してきた寝袋タンカーをそのままストレッチャーから引出して

利用することにした。

 

 

 

寝袋タンカーとは、ホームセンターで売っている

キャンプ用の一人用寝袋のことで、寝袋表側に担げる

ように肩と腰、膝下になるように帯を縫い付けて自分で

作ったもの。

 

これは2階へ移送する際、車椅子やタンカーでは ? 無理なことがあり、階段が狭い場所でも屈折して上下で担げるように作ったものです。

 

これで患者様は少しの時間は窮屈ですが、2人作業でやれるので

ご利用者様の介助料金ご負担を軽くすることになります。

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